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ラグビーのルール

ラグビーは、意外と経験者も多く、高校、大学、社会人と、ニュースになることも多いのに、あまりルールをわかっていないという人もいるのではないでしょうか?
そんなラグビー初心者の方に向けて、ゲーム観戦のために最低限知っておきたいラグビーのルールをできるだけシンプルに、わかりやすく解説します。



 

ラグビーってどんな競技?

ラグビーはチーム対チームで戦うチームスポーツです。1チームの人数は日本では15人制が一般的ですが、オリンピック種目の7人制や、そのほかに13人制というのもあります。
両チームの目的は、ボールを敵の陣地に運ぶことです。敵の陣地の一番奥の部分が「インゴールエリア」と呼ばれていて、このエリアの地面にボールを付ければ「トライ」となって得点が入ります。

 

ラグビーでやってはいけないこと

ラグビーのルール上、やってはいけないことがいくつかあります。
まず、ボールを前に投げてはいけません。もし、ボールを前に投げれば「スローフォワード」という反則をとられます。

次に、ボールを前に落としてはいけません。これも「ノックオン」という反則をとられます。もし手が滑ってボールが前に落ちてしまったら…「ノックオン」です。

また、ボールより前に出てプレイしてもいけません。これをすると「オフサイド」という反則をとられます。
ほかにもいろいろとありますが、上の3つはゲームを理解する上でとても重要なので、ぜひ覚えておいてください。

 

ボールを敵陣に運ぶ方法

ボールを前に投げてはいけないのが、ラグビーの基本ルールの1つです。では、どうやってボールを敵陣に運べばよいのでしょうか?
方法はいくつかあります。

1.手で持って運ぶ
前に投げるのはダメだけれど、手に持って前に走るのはOKです。

2.横や後ろにパスする
前にパスできないので、横や後ろにパスします。パスされた味方が手でもって前に走れば、チームとして前に進んでいることになります。

3.前に蹴る
前に投げるのはダメだけれど、前に蹴るのはOKです。
ただし、Aという選手がボールを蹴って、前方にいるBという選手にパスするのはダメです。これだと「オフサイド」になります。

 

敵を邪魔する方法

オフェンス、ディフェンスなどと言いますが、ラグビーの場合は、味方がボールを持ったら攻める、敵がボールを持ったら邪魔する、というのが基本です。
敵陣にボールを運ぶことが「攻め」、敵からボールを奪ったり、敵がボールを前に進めるのを邪魔するのが「守り」です。

敵を邪魔する方法で最も有名なのが「タックル」です。タックルは、ボールを持っている相手にだけできます。ボールを持っている相手の選手に組み付いて前進するのを邪魔する方法がタックルです。

 

ラグビーの得点

敵陣のボールを「トライ」すれば得点が入ります。1トライで5得点です。
トライが成功すると「コンバージョンキック」の機会が与えられます。簡単に言うとボーナスチャンスみたいなものです。コンバージョンキックが決まると2得点入ります。
コンバージョンキックは、フィールドの端に立っている2本の柱(ゴールポスト)の間の上空、かつクロスバーと呼ばれる横棒の上を通過すれば成功となります。

そのほかに、反則に対して得られる「ペナルティキック」が成功すると3得点ドロップキック(ボールを地面に一度落下させ、跳ね返ってきたボールを蹴るキック)による得点も3得点です。

ペナルティキックも、ドロップキックも、コンバージョンキックと同様に、フィールドの端に立っている2本の柱(ゴールポスト)の間の上空、かつクロスバーと呼ばれる横棒の上を通過すれば成功です。

 

ラグビーの試合時間

15人制ラグビーの場合、試合時間は前半40分、後半40分の合計80分です。
前半と後半の間には15分以内の休憩(ハーフタイム)が入ります。
ラグビーではロスタイムが認められています。ロスタイムは、前半、後半、それぞれで40分の試合時間に追加されます。
ラグビーのロスタイムは、ロスタイムの終了時間になっても、プレイが続いていればそのまま続けられることがほとんどです。
なお、ロスタイムの終了時間ですが、電光掲示板には、あらかじめロスタイムが引かれた時間が表示されています。(ロスタイム中は時計が止まっているようなイメージ)なので、前半・後半ともに、表示されている時間で40分が来たらロスタイムは終わりです。ただし、前述の通り、プレイが続いている場合は続行になることがほとんどです。

なお、延長戦については大会や試合形式によって、行われたり行われなかったりします。以前はラグビーにおいて延長戦は行われませんでしたが、今はワールドカップのトーナメントのようなノックアウト方式の場合など延長戦が採用されています。ワールドラグビー発行の『2017年版ワールドラグビー競技規則』によりますと、「勝ち残り方式採用の大会において、引分けがあった場合、勝者を決定するため延長戦を行うことを試合主催者が承認したときに限り、80分を超えて試合を行うことができる」とされています。

 

なお、15人制ラグビーの公式ルール(競技規則)は、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会のサイト https://www.rugby-japan.jp/future/rule/ からダウンロードできます。詳しくはこちらをご参照ください。